鯉冥士の物語 #010「赤子と父の学説」(JT 15:58/02/11/2022 三蔵)

夜毬(鯉冥士の幼名)が誕生したのは支那王朝「隋」の時代、西暦599年。神話「伏義の易経」とペルシャ天文学を頼りに「天円が人の一生を導く」とする学派が主流になる中、転児は「人の内なるものが天に与景する」と考えていた。そして娘の寝息で、その確信を得た。

JT 15:58/02/11/2022 三蔵

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