鯉冥士の物語 #021「夜毬の夢記 其之一」(JT 11:22/14/01/2023 三蔵) リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 11月 03, 2025 廿五歳の時、鯉冥は見覚えのある人と出会った。「太陽の光はね、凄く早いのよ。声だって早いけど、比べものになりません」夜毬が見ていた夢に居た人だった。そして、その人のことを日記に書いた。以後、事有るたびに書いた。それは夜毬が観た夢の記録になった。JT 11:22/14/01/2023 三蔵 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
鯉冥士の天文学(JT 11:49/19/10/2022 三蔵) 10月 12, 2025 鯉冥士の天文学は「時間の杭は何処」を追及するものだ。師の藍菜和から、宙界(宇宙)の広がりを学んだことが契機になったようであるが、子供の頃から「夢の中で経過する時」について考え続けていた。普通の刹那が、何故に夢の中では長く感じる。これが時杭里の論的である。 JT 11:49/19/10/2022 三蔵 続きを読む
鯉冥士の物語 #011「星からの願い」(JT 02:25/03/11/2022 三蔵) 10月 24, 2025 夜毬が誕生して一年が経った。その日、星からの願いが届いた。産声を上げた日と同じように、綺麗な海焼けになったのだ。それを観測した父は確信した。「夜毬の誕生は星からの願いだった。そして、この子が願いを叶えてあげた」さて、最初に願ったのはどっち。 JT 02:25/03/11/2022 三蔵 続きを読む
鯉冥士の物語 #015「太陽を映す月鏡」(JT 00:02/20/11/2022 三蔵) 10月 28, 2025 鯉冥が六歳の夏「お母さんは鯉冥よりも年上だよね」と、おかしなことを聞いた。誰も驚かなかったのだが「お母さんのほうが年上ですよ」との答えに、鯉冥が目を丸くしていた。(お母さんは月に写っているのよね)と鯉冥は呟いて、何やら納得したようだった。 JT 00:02/20/11/2022 三蔵 続きを読む
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