鯉冥士の物語 #041「十歳杭」(JT 03:27/17/02/2023 三蔵)

 鯉冥が夜毬と呼ばれていたのは赤ちゃんの時だが、本人にしてみれば、夜毬として一生は既に経験済みなのだ。その夜毬と鯉冥の「架け橋となる杭」が十歳に出来上がった。つまり「寝ている十歳の鯉冥」が、現と魂が交砂している現場だと云える。そして其処で星の数を知った。

JT 03:27/17/02/2023 三蔵




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