鯉冥士の物語 #050(JT 05:59/21/05/2023 三蔵)

四二歳の鯉冥は時折、白日夢を観る。その折は十八歳の自分も一緒だ。加令視さんも居て「猫の私は光と駆けっこするよ」と言うが、姿は人だ。そして「龍子舞様が人に鳴って青方の彼方に降りられた」と話してくれた。筒を使うと星を見付け安く、獣に鳴ると逢いたい人に会えるのだ。

JT 05:59/21/05/2023 三蔵

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