鯉冥士の物語 #053(JT 02:21/22/09/2024 三蔵)

現(うつつ)を想うならば夢から覚める。夢から覚めたならば、先ずは自分を探すことだ。これは龍子舞の言葉だが、今では鯉冥の口癖だ。六十歳の誕生日、その日は現に在った。一巡りを終えた鯉冥は、同じ巡りに戻ることになる。だが星の数を数え直せば、新たな巡りを見つけられる。

JT 02:21/22/09/2024 三蔵


解説(鯉冥士の物語 #053)

鯉冥の人生体験は概ね二種、夢と現である。ここでの「夢」は四魂の世界である第四を意味していることを御忘れなく。ところで占学を(科学的に)纏めた劉伯温(りゅうはくおん)先生が現れるのは明代、つまり鯉冥から観れば七百年ほど未来。その礎に六十干支の堅固な流決がある。

JT 11:45/22/09/2024 三蔵

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