鯉冥士の物語 #062(JT 00:01/28/07/2025 三蔵)

鯉冥にとっての倭(やまと)は優しい国だった。道中、食物に困ることもなく、不思議なくらい快適だった。羽を持つ尊霊も時折すがたを見せる。この新世界を受け入れながら、日に日に馴染んで行った訳だが、そんな彼女を心底驚かせたことがある。自国語が通じる人に出逢うのだった。

JT 00:01/28/07/2025 三蔵

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