鯉冥士の物語 #071

時代考証は気にしない方針。了解していただけたことにする。とは云え、此処で明らかな杭を打っておく。既述ではあるが、其の杭は648年。つまり龍子舞仙女が来日した歳である。ところで彼女は、神霊扱いにされることが多い。しかし此の杭に立ったのは、正真正銘の人間である。つまり生きた人間の龍子舞が倭国にやってきたのだ。ここが重要なので念を押す所以だ。そして渡来した鯉冥士は、引き込まれるように龍子舞の滞在地へと向かったのである。

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