鯉冥士の物語 #74

鯉冥士の働きは、地球政治に大きく貢献する。それを正確に知ってもらうには、予備知識を伝授せねばならない。それでは先ず、政治とは無関係に思われる言葉「死神」から始めよう。民間信仰による「死神」の概念は、地方によって違う。しかし大凡(おおよそ)、人の考えることは似ている。鯉冥士も人ではあるが、夜毬には実体験があった。夢中7歳の秋、鯉冥は生死を彷徨(さまよ)った。そして死神に遭う。

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