鯉冥士の物語 #76

死神って何者だろう。そんなこと考える人は少ない。いや、多いのかもしれない。印象としては「死神に遭遇すると死が訪れる」若しくは「死が訪れるから死神に遭遇する」こんなところだ。しかし死神が来ようとも来なくとも、人には死が訪れる。だから死が訪れることに対して、死神は必要がないのだ。そう思うのである。ところが鯉冥によれば、死神は必ずやって来る。それが死神と会話した結論だったのだ。

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