鯉冥士の物語 #80

現(うつつ)はそれがし、夢取り籠を持つ。砂金は泥に漂い、それを掬(すく)うは夢を繋(つな)ぐ。金の輝きは魂の木漏れ日。磨くは人。作るも人なれど、造るは魂の智慧。雑部(ぞうぶ)まちまちの籠は分明ならず。正(まさ)を知るは神々の物語。人知れずも意澄(いすみ)行い、憶念なすは迷わずの為。一歳(いっさい)過すは三百六十。閏(うるう)を宛行(あてが)えば雑も整う。泥を拭えば夢も現も両輪の如し。

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