鯉冥士の物語 #89

生きている龍を「青龍」と呼ぶ場合、其の龍には「陰交陽」の能力がある。これを語る鯉冥士は論書として記す。ここで面白い分類をしてみる。論書は夢中の夜毬によるもの。そして夢記は現の鯉冥によるもの。此れまでの語りを理解していれば「なるほど」と思うだろうが、混乱するのが普通である。然るに、分からなくて良い。何となく「面白い」と思って頂ければ幸いである。さて、論書によれば青龍とは「具(つぶさ)に陰は陰なると流決し、陽は陽なると流決する。故に時は刻まれて行く。若しや陰を以って陽を流決すれば、或いは陽を以って陰を流決すれば、面尾は後先に合う。此れ陰交陽」と云う。増々分けが分からぬと思うも良い。しかし皆、既に知っているのである。

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